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【2025最新】マンジャロ薬価一覧と月額費用目安|保険適用3割負担と自費の価格差を徹底解説

マンジャロ(チルゼパチド)による治療を検討されている方、あるいは医師から提案された方にとって、最も気になるのは「毎月いくらかかるのか?」という現実的なコストの問題ではないでしょうか。

結論から申し上げますと、マンジャロの薬価は容量(2.5mg〜15mg)に比例して高くなり、1本あたり約1,900円〜11,000円(10割価格)という設定になっています。保険適用(3割負担)の場合、診察代などを含めた月額負担は約3,000円〜15,000円が目安となりますが、使用する容量によって金額が大きく跳ね上がる点に注意が必要です。一方で、自由診療(ダイエット目的)では月2万円〜8万円と、クリニックによって価格に大きな開きがあります。

この記事では、医療経済ジャーナリストの筆者が、複雑な「薬価」と「実際の窓口負担額」の仕組みを解き明かし、以下の3点を徹底解説します。

  • 【2024-2025年版】マンジャロ全6規格の薬価と3割負担額の完全一覧
  • 診察代・指導料まで含めた「実際に窓口で支払う月額費用」のシミュレーション
  • オゼンピック等の他剤や、自費診療(メディカルダイエット)との詳細なコスト比較

「高いと聞いて不安」「自費と保険の違いがよくわからない」という疑問を解消し、安心して治療に取り組めるよう、正確な数字に基づいて解説していきます。


目次

【2024-2025年最新】マンジャロ全6規格の薬価・負担額早見表

マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、2023年4月に薬価収載された比較的新しい2型糖尿病治療薬です。この薬の最大の特徴は、「容量が増えれば増えるほど、薬価も正比例して高くなる」という点にあります。

多くの薬剤では、容量が倍になっても価格は倍にはならず、割安になることが多いのですが、マンジャロの場合は「2.5mg製剤」を基準ユニットとして、容量分だけ価格が積み上げられる設定になっています。そのため、治療が進行し容量が増えるにつれて、患者さんの経済的負担も直線的に増加します。

以下に、2024年-2025年現在適用されている最新の薬価と、窓口での自己負担額を一覧にまとめました。まずは、ご自身が処方されている、あるいは処方予定の容量の金額を確認してください。

高島医師(糖尿病専門医)の解説

「マンジャロが6段階もの細かい規格に分かれているのには、医学的な理由があります。この薬は胃腸障害(吐き気や便秘など)が出やすいため、必ず最小容量の2.5mgから開始し、4週間ごとに慎重に体を慣らしながら増量する必要があるからです。いきなり高用量を使うことはありませんので、費用の面でも、最初は安く、効果を見ながら徐々に負担が増えていくイメージを持っていただくと良いでしょう。」

2.5mgから15mgまで!容量ごとの薬価と1本あたりの自己負担額

以下の表は、マンジャロ皮下注アテオス(1キットあたり)の価格です。通常は週に1回投与するため、1ヶ月(4週間)ではこの金額の4倍が薬代としてかかります。

▼ マンジャロ薬価・負担額一覧表(2.5mg〜15mg)
規格(容量) 薬価(10割)
※1本あたり
1割負担額
(後期高齢者等)
2割負担額
(70歳以上等)
3割負担額
(現役世代)
2.5mg 1,924円 約190円 約380円 577円
5mg 3,848円 約380円 約770円 1,154円
7.5mg 5,772円 約580円 約1,150円 1,732円
10mg 7,696円 約770円 約1,540円 2,309円
12.5mg 9,620円 約960円 約1,920円 2,886円
15mg 11,544円 約1,150円 約2,310円 3,463円

※上記は薬剤料のみです。実際の窓口負担には、初・再診料、処方箋料、調剤料などが加算されます。
※薬価は2023年4月収載時点のデータを基に、2025年現在も適用されている基準を表示しています。

ご覧の通り、開始用量の2.5mgであれば1本あたりワンコイン(500円玉)+α程度で済みますが、最大容量の15mgになると1本で3,500円近くになります。これが月4本となると、薬代だけで1万円以上の差が生じることがわかります。

なぜマンジャロは容量が増えると値段も上がるのか?(他剤との違い)

「同じ薬なのに、容量が違うだけでなぜこんなに値段が違うのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。実は、競合薬であるオゼンピックなどは、容量ごとの価格差が非常に小さく設定されています(例:オゼンピックは2.0mgキット1本で約1万円ですが、使う量に関わらず1本単位で購入するため、使用量あたりのコスト感が異なります)。

筆者(仁科 聡)の視点:階段状の価格設定

「マンジャロの薬価設定は極めてシンプルで、『2.5mgあたり1,924円』という単価が固定されています。つまり、5mgなら2倍、10mgなら4倍、15mgなら6倍という完全な比例関係(階段状)になっています。これは、高用量を使用する患者さんにとっては負担増となりますが、低用量で効果が出る患者さんにとっては、無駄なコストを払わずに済むというメリットもあります。医療費適正化の観点からは合理的な設定と言えるでしょう。」

2024年度薬価改定の影響と今後の価格変動見通し

日本の公定価格(薬価)は、原則として2年に1回(中間の年を含めると毎年)、市場実勢価格に合わせて改定(引き下げ)が行われます。マンジャロは2023年に登場したばかりの新薬であり、かつ世界的な需要増で供給が追いつかない状況が続いているため、市場での値引きがあまり行われていません。

そのため、2024年、2025年の改定においても、大幅な薬価の引き下げは行われにくい状況にあります。当面の間は、上記の価格表がそのまま適用されると考えて間違いありません。逆に言えば、「待っていれば安くなる」という類のものではないため、現行の価格で支払いが継続できるかをしっかりシミュレーションしておく必要があります。


診察代込み!保険適用時の「リアルな月額支払い」シミュレーション

薬局で支払う「薬代」だけを見ていても、実際の家計への影響はわかりません。病院での「診察代」や「管理料」を含めたトータルの出費を知ることが重要です。

ここでは、3割負担の会社員(賢治さん)が、クリニックに通院してマンジャロの処方を受ける場合の「窓口での支払い総額」をシミュレーションします。

【導入期】2.5mg(開始量)を処方される最初の1ヶ月の費用

マンジャロを開始する最初の月は、検査なども多く行われるため、費用は比較的高くなる傾向があります。

<条件>

  • 3割負担
  • 院外処方
  • 初診、血液検査あり
  • マンジャロ2.5mg × 4本(4週間分)処方

<費用の内訳(目安)>

  1. クリニックでの支払い:約3,500円〜4,500円
    • 初診料:288点(864円)
    • 検査料(血液検査等):約500点〜1,000点(1,500円〜3,000円)
    • 処方箋料:68点(204円)
    • その他管理料など
  2. 薬局での支払い:約3,500円〜4,000円
    • 調剤基本料・調剤料等:約1,000円〜1,500円
    • マンジャロ2.5mg(4本)の薬代:2,308円

👉 初月の支払い総額目安:約7,000円〜8,500円

開始時は容量が少ないため薬代は安いですが、初診料や検査料がかさむため、トータルでは8,000円前後を見込んでおくと安心です。

【維持期】5mg〜15mgへ増量した場合のコスト変化

治療が軌道に乗り、容量を5mg、あるいは10mgへと増やしていく「維持期」に入ると、検査頻度は減りますが、その代わりに「在宅自己注射指導管理料」という費用が加算され、さらに薬代自体も跳ね上がります。

▼ チャート|容量増量に伴う月額コスト上昇グラフ(クリックで詳細表示)
処方容量 薬代(4本/月)
3割負担
医療費・指導料等
3割負担目安
月額総支払い目安
2.5mg 2,308円 約4,000円 約6,300円
5mg 4,616円 約4,000円 約8,600円
7.5mg 6,928円 約4,000円 約11,000円
10mg 9,236円 約4,000円 約13,200円
12.5mg 11,544円 約4,000円 約15,500円
15mg 13,852円 約4,000円 約17,800円

※上記は再診時の目安です。在宅自己注射指導管理料(血糖測定器なしの場合で計算)を含みます。調剤料や検査内容により変動します。

このように、15mgまで増量すると、月額費用は約1万8,000円近くになります。「最初は安かったのに、気づいたら毎月の支払いが重い」とならないよう、増量のタイミングで医師と費用の相談をすることをお勧めします。

薬代以外にかかる費用(再診料・在宅自己注射指導管理料など)の内訳

なぜ薬代以外に4,000円近くかかるのでしょうか。その正体は、主に「在宅自己注射指導管理料」です。

高島医師のコメント:管理料のメリット

「『自分で注射をする』ということは、本来病院で行う医療行為を患者さんに委ねるということです。そのため、安全に実施できているか、針の廃棄は適切かなどを毎月確認・指導する費用として『在宅自己注射指導管理料』が設定されています。これには、万が一のトラブル時の対応コストや、アルコール綿・廃棄ボックスなどの資材コストも含まれているとお考えください。」

  • 在宅自己注射指導管理料(月27回以下): 650点(1,950円)
  • 導入初期加算(開始から3ヶ月): 580点(1,740円)

これらが加算されるため、特に開始から3ヶ月間は診察代が高くなりますが、これは自己注射を安全に行うための「安心料」とも言えます。

「高額療養費制度」は使える?自己負担限度額との関係

月額1万8,000円程度となると、「高額療養費制度で戻ってくるのでは?」と期待される方もいるかもしれません。

しかし、一般的な所得の会社員(年収約370万〜770万円)の場合、高額療養費の自己負担限度額は「月額8万円〜9万円程度」です。マンジャロ単独の治療ではこの金額に達しないため、残念ながら高額療養費制度の対象にはなりません。

ただし、他の病気で入院したり、手術を受けたりして医療費が高額になった月は、マンジャロの費用も合算できる可能性がありますので、領収書は必ず保管しておきましょう。


保険適用 vs 自由診療(ダイエット)|価格と条件の決定的違い

インターネットで「マンジャロ 価格」と検索すると、「月額2万円」「痩せ薬」といった広告が出てきて混乱されたことはありませんか? ここでは、「保険診療」「自由診療(ダイエット目的)」の違いを明確にします。

マンジャロが保険適用になる条件(2型糖尿病)と厳格なルール

マンジャロが保険適用(1〜3割負担)で処方されるのは、以下の条件を満たした「2型糖尿病患者」のみです。

  • 2型糖尿病の診断がついていること
  • 食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られないこと

高島医師による警告

「『健康診断で血糖値が少し高いから』『痩せたいから』という理由だけでは、保険診療でのマンジャロ処方はできません。糖尿病の診断基準を満たしていないにも関わらず、病名を偽って保険請求することは『不正請求』にあたり、患者さんもトラブルに巻き込まれるリスクがあります。」

自由診療(メディカルダイエット)の相場は「薬価の2〜5倍」

美容クリニックなどが提供する「メディカルダイエット」としてのマンジャロ処方は、全額自己負担(自由診療)となります。この場合、国が定めた薬価は適用されず、クリニックが自由に価格を決めることができます。

▼ 保険診療と自由診療の価格・サービス比較表

比較項目 保険診療(糖尿病治療) 自由診療(ダイエット)
対象者 2型糖尿病患者のみ 痩せたい人(BMI基準などは各院による)
2.5mgの価格目安 約2,300円(3割負担) 約15,000円〜30,000円
5mgの価格目安 約4,600円(3割負担) 約25,000円〜50,000円
診察・検査 必須(血液検査等で効果確認) オンラインのみで簡略化される場合も
安全性 主治医が副作用を管理 自己責任の側面が強い

このように、自由診療では薬価の数倍から、場合によっては10倍近い価格で販売されています。「糖尿病予備軍」の段階では保険が効かないため、もし使用するならこの高額な自費診療を選択せざるを得ないのが現状です。

なぜ自由診療はクリニックによって値段がバラバラなのか?

自由診療の価格には、薬の仕入れ値だけでなく、クリニックの広告宣伝費、医師の利益、オンライン診療システムの維持費などが上乗せされています。
「最安値」を謳うクリニックは、診察を簡素化したり、まとめ買いを条件にしたりしてコストを下げていますが、逆に高額なクリニックは手厚いサポートを売りにしている場合もあります。

個人輸入や「格安」を謳う通販サイトの危険性と隠れコスト

もっと安く手に入れたいからといって、海外からの個人輸入代行サイトを利用するのは絶対にお勧めできません。

  • 偽造品の横行: 世界的にマンジャロの偽造品が見つかっており、効果がないどころか健康被害のリスクがあります。
  • 温度管理の不備: マンジャロは冷蔵保存(2〜8℃)が必須です。通常の配送では品質が劣化している可能性があります。
  • 救済制度対象外: 万が一副作用が出ても、公的な「医薬品副作用被害救済制度」が使えません。

目先の数千円をケチった結果、健康を損なっては元も子もありません。必ず日本の医療機関を通じて処方を受けてください。


他の糖尿病治療薬・GLP-1受容体作動薬とのコストパフォーマンス比較

「マンジャロは高い」と感じている方のために、他の主要な糖尿病治療薬(GLP-1受容体作動薬)と費用対効果を比較してみましょう。

オゼンピック・リベルサス・トルリシティとの薬価比較

代表的なGLP-1受容体作動薬の月額薬価(3割負担ベース、維持量)を比較しました。

▼ 主要GLP-1製剤の月額費用比較チャート
薬剤名 特徴 月額薬代目安(3割負担)
マンジャロ 5mg 週1回注射
高い血糖改善・体重減少効果
約4,600円
マンジャロ 10mg 同上(高用量) 約9,200円
オゼンピック 0.5mg 週1回注射
スタンダードな選択肢
約3,300円
トルリシティ 0.75mg 週1回注射
操作が簡単、痛み少ない
約3,200円
リベルサス 7mg 毎日飲む経口薬
注射が苦手な方向け
約4,300円

こうして見ると、マンジャロの低用量(5mg程度)であれば、リベルサス(飲み薬)とあまり変わらない金額であることがわかります。しかし、10mg以上の高用量になると、オゼンピックやトルリシティの2〜3倍のコストになります。

「効果対費用(コスパ)」で見た場合のマンジャロの優位性

金額だけ見ればマンジャロは「高い薬」ですが、効果を考慮すると評価は変わります。

高島医師の臨床的視点

「マンジャロは、従来のGLP-1受容体作動薬に加えて『GIP』という別のホルモンの作用も持っています。臨床試験のデータでは、血糖値を下げる力も、体重を減らす効果も、オゼンピックなどを上回る結果が出ています。『他の薬を使っても数値が良くならなかった』という方がマンジャロに切り替えて改善するケースは多く、結果的に合併症を防ぎ、将来の医療費を抑えるという意味では、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。」

つまり、「安くても効果不十分な治療を続ける」よりは、「多少高くてもしっかり数値を改善させる」ほうが、長い目で見た賢治さんの健康と財布には優しいという考え方もできるのです。

ウゴービ(肥満症治療薬)との違いと費用関係

2024年に発売された「ウゴービ」は、オゼンピックと同じ成分(セマグルチド)を使った「肥満症治療薬」(保険適用)です。
ウゴービも高額な薬ですが、これは「肥満症」という診断名に対して保険がおります。一方、マンジャロは現時点では日本では「糖尿病」にしか保険がおりません。

「糖尿病はないけれど高度肥満がある」という場合はウゴービが保険適用の選択肢になりますが、処方できる施設が非常に厳格に限定されているため、通院先が対応しているか確認が必要です。


長期処方は可能?通院コストを抑えて安く続けるためのポイント

維持期に入ったマンジャロ治療を、少しでも安く、楽に続けるためのテクニックを紹介します。ここでのキーワードは「長期処方」です。

【体験談】筆者の家族の事例

「私の父も糖尿病で注射薬を使用していますが、毎月の通院は『診察待ち時間が長い』『再診料がもったいない』とこぼしていました。そこで、状態が安定したタイミングで主治医に『2ヶ月に1回の通院にできませんか?』と相談したところ、快諾いただけました。これにより、年間の再診回数が半分になり、診察代と交通費、そして時間を大幅に節約できました。」

2024年4月解禁!「長期処方」で再診料と手間を削減する

新薬は発売から1年間は「1回に14日分までしか処方できない」というルールがありますが、マンジャロはこの制限期間(2024年4月末まで)を終了し、2024年5月以降は長期処方(30日分以上)が可能になりました。

もし医師が「病状が安定している」と判断すれば、例えば「8週間分(8本)」を一度に処方してもらうことができます。

長期処方のメリット:

  • 再診料(毎回かかる基本料金)の回数が減る。
  • 薬局に行く手間、交通費が減る。
  • 結果として、年間で数千円〜1万円程度の節約になる可能性がある。

ただし、マンジャロは供給不足が続いており、クリニックや薬局によっては「在庫確保のため、お一人様1ヶ月分まで」と制限している場合があります。必ず主治医や薬剤師に相談してみてください。

ジェネリック(後発品)は存在する?今後の発売予測

残念ながら、マンジャロは最新のバイオ医薬品であるため、ジェネリック医薬品(後発品)は存在しません。
特許期間を考慮すると、ジェネリックが登場するのは早くても10年以上先になるでしょう。当面は、先発品であるマンジャロを使い続ける必要があります。

医療費控除の対象になるケースとならないケース

マンジャロの治療費は、当然ながら医療費控除の対象になります。

年間の医療費(家族全員分)が10万円を超えた場合、確定申告をすることで税金の一部が還付されます。マンジャロを継続していると、年間自己負担額は数万円〜10万円を超える可能性が高いため、ドラッグストアで買った風邪薬なども含めて、領収書は全て捨てずに保管してください。

※自由診療(ダイエット目的)の場合でも、「医師による治療」として認められれば医療費控除の対象になる可能性がありますが、税務署の判断によるため、美容目的とみなされないか注意が必要です。基本的には「治療」であるという証明(診断書など)があると確実です。


マンジャロの薬価・費用に関するよくある質問 (FAQ)

最後に、費用に関して患者さんがよく抱く疑問に、一問一答形式でお答えします。

Q. 薬局によってマンジャロの値段が違うことはありますか?

A. はい、数百円程度の差が出ることがあります。
薬自体の価格(薬価)は全国一律ですが、薬局ごとに「調剤基本料」や「地域支援体制加算」などの技術料が異なるためです。大型の門前薬局は比較的安く、地域密着型の薬局はやや高くなる傾向がありますが、その分丁寧な指導が受けられるなどのメリットもあります。

Q. 3割負担で1ヶ月1万円を超えるのは普通ですか?

A. 容量によっては普通です。
前述の通り、7.5mg以上の容量を使用している場合、薬代だけで約7,000円以上かかり、そこに診察代や管理料が加わると1万円を超えてきます。適正な価格ですのでご安心ください。

Q. 途中で容量を下げて費用を安くすることはできますか?

A. 可能ですが、医師の判断が必須です。

高島医師のアドバイス

「『費用がきついから』という理由で減量を希望される患者さんもいらっしゃいます。血糖コントロールが良好であれば、維持量を10mgから7.5mg、5mgへと下げることは可能です。しかし、自己判断で注射を間引いたり中止したりすると、血糖値が急上昇するリバウンドのリスクがあります。必ず診察室で相談してください。」

Q. 民間の医療保険の給付対象になりますか?

A. 通院のみでは対象外のケースがほとんどです。
一般的な医療保険は「入院・手術」が給付対象です。通院治療で給付金が出る特約に入っているか、あるいは「生活習慣病特約」などで一時金が出るタイプか、ご自身の保険証券を確認してみてください。


まとめ:マンジャロは高価だが効果も高い。制度を賢く使って継続しよう

マンジャロの薬価と費用について詳しく解説してきました。要点をまとめます。

【マンジャロ治療費チェックリスト】受診前に確認!

  • 薬価は「容量」で決まる: 2.5mgは約600円、15mgは約3,500円(3割負担・1本)と大きな差がある。
  • 月額目安: 維持期(5mg〜)なら、診察代込みで月8,000円〜15,000円を覚悟しておく。
  • 保険の壁: 糖尿病以外の目的(ダイエット)なら、全額自費(月2〜8万円)になる。
  • 節約術: 病状が安定したら「長期処方」を相談し、通院回数を減らすのがカギ。

賢治さんが懸念されていた通り、マンジャロは決して安い薬ではありません。しかし、その高い血糖降下作用と体重減少効果は、将来的な心筋梗塞や脳卒中、そして透析といった「人生を脅かす高額な病気」を防ぐための投資とも言えます。

「払い続けられるか不安」と感じたら、一人で悩まず主治医に相談してください。「まずは5mgで様子を見る」「他の薬と組み合わせる」など、予算に応じた治療プランを一緒に考えてくれるはずです。この記事が、賢治さんの納得のいく治療選択の一助となれば幸いです。


参考文献

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