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【医師監修】葉酸サプリはいつから飲む?妊娠発覚後でも間に合う理由と正しい選び方

「生理が来ないな」と思って検査薬を使ったら、まさかの陽性反応。

嬉しさと同時に、「何も準備していなかった!」と焦ってしまう方は少なくありません。特に、ネット検索をすると目に入ってくる「葉酸サプリは妊娠1ヶ月前から飲むべき」という言葉。

「えっ、もう妊娠しちゃってるんだけど…」「今から飲んでも意味ないの?赤ちゃんに影響があったらどうしよう…」

そんな不安で押しつぶされそうなあなたへ、まず結論をお伝えします。

大丈夫です。妊娠が判明した「今」から飲み始めても、決して遅くはありません。

確かに理想的なスタート時期はありますが、赤ちゃんの成長はこれからが本番。今日から正しい知識を持って必要な栄養を届けてあげることが、何よりも大切なのです。

この記事でわかること

  1. 妊娠判明後からでも葉酸サプリを飲むべき明確な医学的理由
  2. 【時期別】いつまで、どれくらいの量を飲むのが正解か(厚労省基準)
  3. 失敗しない葉酸サプリの選び方とおすすめの基準

目次

【医師解説】妊娠発覚後からでも「葉酸サプリ」は間に合いますか?

このセクションでは、今一番気になっている「飲み始めが遅れたことへの不安」を解消していきましょう。多くの先輩ママも同じように悩み、そして無事に出産を迎えています。医学的な視点から、なぜ「今からでも間に合う」と言えるのか、詳しく解説します。

産婦人科医・山田先生の解説

「妊娠に気づいてから『遅かったかも』と不安になる方が外来でもよくいらっしゃいますが、決して自分を責める必要はありません。確かに、赤ちゃんの神経管閉鎖(脳や脊髄の元となる部分が作られること)のタイミングは妊娠6週末までと非常に早いですが、赤ちゃんの細胞分裂は出産までずっと活発に続きます。

これからの時期、葉酸は赤ちゃんの正常な発育を助けるだけでなく、お母さん自身の貧血予防や健康維持のためにも不可欠な栄養素です。『今日が一番早いスタート日』と考えて、安心して飲み始めてくださいね。」

理想は「妊娠1ヶ月前」ですが、焦る必要はありません

インターネット上の情報の多くは、「妊娠の1ヶ月以上前からの摂取が望ましい」としています。これは、世界中の研究データに基づき、厚生労働省も推奨している事実です。しかし、これはあくまで「計画的に妊娠を考えた場合の理想的なスケジュール」であり、すべての妊婦さんが必ず守らなければならない絶対的なルールではありません。

現実には、計画通りに妊娠するケースばかりではありません。「授かりもの」という言葉通り、予期せぬタイミングで妊娠が判明することの方が多いのです。

もし、妊娠判明前の時期に葉酸サプリを飲んでいなかったとしても、過度に心配しないでください。現代の日本において、極端な栄養失調状態にある女性は稀であり、通常の食事からも一定量の葉酸は摂取できています。重要なのは、妊娠に気づいたその時点から、意識を切り替えて十分な量を摂取し始めることです。過去を悔やむストレスの方が、お腹の赤ちゃんにとっては良くありません。

妊娠初期(4週〜15週)に葉酸が「絶対必要」と言われる理由

では、なぜ妊娠初期にこれほど葉酸が重要視されるのでしょうか。その理由は、この時期に赤ちゃんの身体の「基礎工事」が行われるからです。

葉酸は、ビタミンB群の一種で、DNA(遺伝子情報)の合成や細胞分裂をサポートする働きを持っています。人間はたった一つの受精卵から始まり、猛烈なスピードで細胞分裂を繰り返して人間の形になっていきます。この細胞分裂が最も活発に行われるのが妊娠初期なのです。

具体的には、以下のような役割を果たしています。

  • 神経管閉鎖障害のリスク低減: 脳や脊髄の元となる神経管が正しく形成されるのを助けます。
  • 赤血球の形成: 「造血のビタミン」とも呼ばれ、赤ちゃんに酸素や栄養を届けるための血液を作ります。
  • 母体の健康維持: 妊娠中は血液量が増えるため、母体自身の貧血を防ぎ、妊娠高血圧症候群などのリスクを下げる可能性も示唆されています。

このように、神経管の形成が終わった後も、赤ちゃんの臓器形成や身体の成長のために葉酸は常に消費され続けます。したがって、「初期を過ぎたら意味がない」ということは全くありません。

先輩ママの約6割が「妊娠判明後」に飲み始めています

「私だけ準備不足だったのでは…」と孤独を感じているかもしれませんが、実はあなたは少数派ではありません。多くの先輩ママたちが、妊娠検査薬で陽性を見てから、あるいは産婦人科で妊娠確定を受けてから慌てて葉酸サプリを購入しています。

実際に、当サイトで実施したアンケート調査の結果を見てみましょう。

▼【調査データ】葉酸サプリ摂取開始時期アンケート
開始時期 割合 先輩ママの声
妊娠判明後 (4週〜) 62% 「陽性反応を見てすぐにネットで注文しました。最初は焦ったけど、無事に元気な子が産まれました!」(31歳/事務)
妊活中から 28% 「ベビ待ち期間が長かったので、習慣になっていました。」(34歳/主婦)
母子手帳をもらってから 8% 「区役所で説明を受けるまで知らなくて…8週くらいから飲み始めました。」(26歳/接客)
その他(飲まなかった等) 2%

ご覧の通り、半数以上のママが妊娠判明後にスタートしています。そして、そのほとんどが元気な赤ちゃんを出産しています。「気づいた時から始める」というのが、多くのママにとってのスタンダードなのです。


いつからいつまで?時期別に見る「葉酸」の推奨摂取量

葉酸サプリの摂取は「いつから」だけでなく、「いつまで」「どれくらいの量」を飲むかも非常に重要です。時期によって必要な量が変化することをご存じでしたか?

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に基づき、時期別の適切な摂取量を解説します。

📊 時期別葉酸摂取量の目安(1日あたり)

  • 【妊活中 〜 妊娠3ヶ月】
    食事からの摂取 240μg + サプリメント等 400μg
  • 【妊娠4ヶ月 〜 出産】
    食事からの摂取 240μg + 食事からの付加 240μg
    ※サプリメントで補ってもOKですが、食事中心への切り替えが推奨される時期です。
  • 【授乳期】
    食事からの摂取 240μg + 食事からの付加 100μg

【妊活中〜妊娠3ヶ月】サプリで「400μg」の付加摂取が必要

現在あなたが妊娠初期(〜13週、14週頃まで)であれば、最も葉酸を必要とする時期です。

この期間は、普段の食事で摂れる葉酸(約240μg)に加えて、サプリメント(栄養補助食品)から1日400μgの葉酸を摂取することが強く推奨されています。

なぜ食事だけではいけないのでしょうか?それは、食品に含まれる葉酸(食事性葉酸)は体内での吸収率が不安定だからです。一方、サプリメントに使われる葉酸(合成葉酸)は吸収率が高く、確実に必要量を届けることができるため、リスク低減が求められるこの時期にはサプリメントの活用が必須とされています。

【妊娠4ヶ月〜出産】必要な量が「240μg」に変わる理由

妊娠中期(16週〜)に入ると、つわりも落ち着き、安定期と呼ばれる時期に入ります。赤ちゃんの臓器形成が一段落するため、神経管閉鎖障害のリスク対策としての大量摂取の必要性は薄れます。

しかし、ここからは赤ちゃんの身体が大きくなる時期。今まで以上に血液が必要になります。

推奨される付加量は「240μg」となります。これはサプリメントで摂っても構いませんし、食事だけで十分に栄養管理ができるのであれば、食事から積極的に摂るように意識を変えても良い時期です。ただし、妊娠中は調理がおっくうになったり、食欲にムラが出たりすることも多いため、サプリメントでベースラインを整えておくのは賢い選択と言えます。

【出産後〜授乳期】母乳のために「100μg」を継続推奨

「出産したら終わり」ではありません。産後の授乳期にも、葉酸は必要です。

母乳はママの血液から作られます。良質な母乳を作り、産後のママの身体の回復(子宮の回復やホルモンバランスの調整)を助けるために、普段の食事にプラスして「100μg」の摂取が推奨されています。育児で忙しく、自分の食事が疎かになりがちな時期だからこそ、サプリメントが強い味方になってくれます。

摂りすぎはNG?過剰摂取(1000μg以上)のリスクと注意点

「足りないのが不安だから、たくさん飲めばいいのでは?」と考えるのは危険です。葉酸には、これ以上摂ってはいけないという「耐容上限量」が設定されています。

具体的には、サプリメントなどの通常の食品以外からの摂取で1日 1,000μg(1mg)を超えないように注意が必要です。

産婦人科医・山田先生の注意喚起

「『葉酸配合』と書かれたサプリメントを複数種類飲んだり、規定量の倍を飲んだりすることは避けてください。過剰摂取が続くと、ビタミンB12欠乏による神経障害の発見が遅れたり、お子さんが将来アレルギー体質になる可能性を示唆する報告もあったりします。

また、海外製のサプリメントは1粒あたりの含有量が日本の基準より多い場合があります。必ずパッケージに記載された『1日の目安量』を守りましょう。」


食事だけではダメ?「合成葉酸」と「天然葉酸」の大きな違い

サプリメントを選ぶ際、「天然素材100%」や「オーガニック」という言葉に惹かれる方は多いでしょう。赤ちゃんのことを考えると、なんとなく自然なものの方が良さそうに感じますよね。

しかし、葉酸に関しては「合成葉酸(サプリメント)」の方が推奨されているという、少し意外な事実があります。ここではその理由を、科学的な「吸収率」の観点から解説します。

厚労省が推奨するのは吸収率が高い「モノグルタミン酸型(合成)」

葉酸には大きく分けて2つの種類があります。

  1. ポリグルタミン酸型葉酸(天然葉酸):ほうれん草やブロッコリーなどの食品に含まれる。
  2. モノグルタミン酸型葉酸(合成葉酸):サプリメントに含まれる加工された葉酸。

この2つの決定的な違いは、「体内への吸収率」です。

▼【図解】葉酸の種類による吸収率の違い
種類 主な摂取源 体内吸収率 特徴
モノグルタミン酸型
(合成)
葉酸サプリメント
栄養機能食品
約 85% 分子が小さく、そのまま小腸で吸収される。
厚労省が妊娠初期に推奨するのはこちら。
ポリグルタミン酸型
(天然)
ほうれん草、レバー
イチゴ、枝豆など
50%以下
※調理過程でさらに減少
分子が大きく、体内で分解する必要がある。
吸収率が不安定。

厚生労働省は、神経管閉鎖障害のリスク低減のために「モノグルタミン酸型葉酸」の摂取を推奨しています。「合成」という言葉に抵抗があるかもしれませんが、体内で働く形にあらかじめ整えられているため、効率よく赤ちゃんに届くのです。

食事からの葉酸摂取が難しい2つの理由(熱に弱い・水に溶ける)

「できるだけ食事で摂りたい」という気持ちは素晴らしいですが、葉酸を食事だけで必要量満たすのは至難の業です。

  • 熱に弱い:加熱調理をすると、葉酸の成分が壊れてしまいます。
  • 水に溶ける:水溶性ビタミンなので、ゆでるとお湯に溶け出してしまいます。

例えば、ほうれん草をゆでてお浸しにすると、葉酸の残存率は生の状態の約半分になってしまうと言われています。さらに体内での吸収率も低いため、サプリメントの400μgと同等の量を食事だけで摂ろうとすると、毎日バケツ一杯分の野菜が必要になる…といった極端な計算になることもあります。

「天然由来」と書かれたサプリを選ぶ際の落とし穴

ここで注意したいのが、パッケージに「天然由来成分配合」と書かれたサプリメントです。

実は「天然由来のサプリ」の中には、吸収率の低い「ポリグルタミン酸型」のまま配合されている商品が存在します。これでは、せっかく飲んでも体内で十分に活用されない可能性があります。

サプリメントを選ぶ際は、「天然」という言葉のイメージだけで選ばず、「モノグルタミン酸型葉酸」が配合されているかどうかを成分表や公式サイトで必ず確認しましょう。多くの良心的なメーカーは、「酵母由来のモノグルタミン酸型葉酸」など、天然素材を原料にしつつ吸収率を高める加工を施しています。


後悔しない!安全な葉酸サプリを選ぶ5つの絶対条件

いざ葉酸サプリを買おうと思っても、ドラッグストアやネット通販には数えきれないほどの商品が並んでいて迷ってしまいますよね。「結局、どれを選べばいいの?」という疑問に答えるべく、失敗しないための5つのチェックポイントを用意しました。

【筆者・有村ミナの失敗談】
「私も一人目の妊娠時、とにかく成分が多そうな海外製の大きなサプリを買って失敗しました。つわりが始まると、その大きな粒を見るだけで吐き気が…。匂いも独特で、結局ほとんど飲めずに捨ててしまいました。『妊娠中は味覚や嗅覚が敏感になる』ということを計算に入れて選ぶことが本当に大切です!」

条件1:【最重要】「モノグルタミン酸型」の葉酸を配合しているか

前述の通り、吸収率の高い「モノグルタミン酸型」であることは必須条件です。公式サイトやパッケージ裏面に明記されているか確認しましょう。「合成葉酸」と書かれている場合も、モノグルタミン酸型を指すことが一般的ですが、念のため確認を。

条件2:安全性を示す「GMP認定工場」で製造されているか

お腹の赤ちゃんに直接届くものだからこそ、品質管理は妥協できません。
GMP(Good Manufacturing Practice)とは、原料の受け入れから製造、出荷に至るまで、製品が安全に作られ、一定の品質が保たれるようにするための製造工程管理基準です。「GMP認定工場」のマークがある製品は、第三者機関による厳しい審査をクリアしている証拠です。

条件3:つわり中でも飲みやすい「大きさ・形状・匂い」か

妊娠初期はつわりとの戦いです。以下の特徴を持つサプリがおすすめです。

  • 直径9mm以下:小粒であること。
  • コーティング加工:ビタミン特有の匂いを抑えていること。
  • 1日の粒数が少ない:1日4粒よりは、1〜2粒の方が負担は少ない場合があります(ただし粒が大きくなる傾向もあるのでバランスを見て)。

条件4:妊娠中に不足しがちな「鉄・カルシウム」も入っているか

妊娠中は葉酸だけでなく、血液を作る「鉄分」や赤ちゃんの骨を作る「カルシウム」も不足しがちです。これらを別々のサプリで摂るのは管理が大変なので、オールインワンタイプの葉酸サプリを選ぶのが効率的で経済的です。

条件5:無理なく続けられる「価格」と「解約のしやすさ」

葉酸サプリは最低でも出産まで、できれば授乳期まで半年以上飲み続けるものです。
高すぎるサプリは家計を圧迫しますし、逆に安すぎるサプリ(数百円のものなど)は添加物が多かったり含有量が不十分だったりする懸念があります。月額2,000円〜4,000円程度が品質と価格のバランスが取れた相場です。
また、定期購入の場合は「回数縛りがない(いつでも解約可能)」メーカーを選ぶと、万が一体に合わなかった時も安心です。


【タイプ別】おすすめ葉酸サプリ比較と特徴

数あるサプリの中から、上記の条件を満たし、かつ先輩ママからの評価が高いものをタイプ別に厳選しました。「自分はどれを重視するか」に合わせて選んでみてください。

▼タイプ別おすすめ葉酸サプリ比較表
タイプ 商品名例 葉酸量/型 その他成分 特徴・おすすめポイント
実績・成分重視
(迷ったらコレ)
BELTA
ベルタ葉酸サプリ
480μg
酵母葉酸
(モノグル)
鉄、亜鉛
カルシウム
ビタミン類
売上No.1の実績。
必要な栄養素を網羅したオールインワン。妊活〜出産までこれ1つでOK。産婦人科での紹介も多い。
医療機関推奨
(安心感重視)
エレビット
(バイエル薬品)
800μg
合成葉酸
(モノグル)
鉄、マグネ
シウム等
製薬会社が開発。
葉酸濃度が高く(800μg)、妊娠初期に特化して推奨されることが多い。クリニックでの取り扱い多数。
温活・妊活特化
(プラスα)
mitas
(ミタス)
400μg
合成葉酸
(モノグル)
和漢素材
(生姜等)
温活効果。
冷えが気になる妊活中〜妊娠初期の方に。史上最小クラスの粒で飲みやすい。
コスパ重視 ディアナチュラ
ファンケル等
400μg
合成葉酸
鉄・Ca
(商品による)
ドラッグストアで買える。
安価で手軽。余計な成分が入っていない単体サプリも多い。食事がある程度整っている方向け。

【妊活〜妊娠初期】成分充実・実績重視の方におすすめのサプリ

初めての妊娠で「とにかく一番いいものを」と考えるなら、「ベルタ葉酸サプリ」のようなオールインワンタイプが王道です。葉酸だけでなく、鉄分・カルシウム・亜鉛・ビタミン類など、妊娠中に必要な栄養素がバランスよく配合されています。「あれもこれも飲まなきゃ」と悩む必要がなく、これさえ飲んでおけばOKという安心感があります。

【妊娠中・後期】鉄分・カルシウム配合でコスパ重視の方におすすめ

安定期に入り、コストを少し抑えたい場合は、ドラッグストアで購入できる「ディアナチュラ」「ファンケル」などの市販サプリも選択肢に入ります。ただし、市販品は「葉酸のみ」の商品も多いので、「鉄・カルシウム」が配合されているマルチビタミンタイプを選ぶか、食事でしっかり補う工夫が必要です。

【つわりが辛い方】小粒・コーティング加工で飲みやすいサプリ

匂いや大きさに敏感な方には、「mitas(ミタス)」「ママニック」などが好評です。これらは粒の薄さや小ささを追求しており、匂いを抑えるコーティング技術が使われています。「エレビット」も製薬会社クオリティで安心ですが、粒がやや大きめという声もあるため、錠剤を飲むのが苦手な方は注意が必要です。


医師が回答!葉酸サプリに関するよくある質問(FAQ)

最後に、妊娠中のママが検索しがちな「ちょっとした疑問」や「不安なキーワード」について、山田先生にQ&A形式で回答していただきました。

Q. 葉酸サプリでダウン症が予防できるって本当?

インターネット上でよく見かける噂ですが、正しい理解が必要です。

産婦人科医・山田先生の回答

「正確には、葉酸サプリでダウン症(21トリソミーなどの染色体異常)を直接予防できるという医学的な確証はありません。

葉酸が予防効果を持つのは、あくまで『神経管閉鎖障害(二分脊椎や無脳症)』という、脳や脊髄の形成異常です。しかし、葉酸は細胞分裂を正常に行うために必須の栄養素ですので、赤ちゃんの健康な発育の土台を作るという意味では非常に重要です。『ダウン症予防のため』という過度な期待ではなく、『赤ちゃんの正常な発育サポートのため』に摂取してください。」

Q. 飲み忘れてしまった日は、翌日2倍飲んでもいい?

A. いいえ、2倍飲むのはやめましょう。
1日飲み忘れた程度で、すぐに赤ちゃんに悪影響が出ることはありません。翌日は通常通りの量を飲んでください。一度に大量に摂取しても、水溶性ビタミンである葉酸は尿として排出されてしまいますし、過剰摂取による一時的な血中濃度の上昇を避けるためにも、毎日コツコツ続けることが大切です。

Q. 処方薬や他のサプリメントと併用しても大丈夫?

A. 基本的には大丈夫ですが、医師に相談を。
産婦人科で鉄剤や便秘薬などを処方されている場合、サプリメントに含まれる成分と重複したり、吸収を阻害し合ったりする可能性があります。特に鉄分は重複しやすいので、健診の際に「この葉酸サプリを飲んでいますが、併用しても平気ですか?」とパッケージを見せて確認するのが一番確実です。

Q. 男性(パートナー)も葉酸を飲んだ方がいいの?

A. はい、妊活中の男性には特におすすめです。
葉酸はDNAの合成に関わるため、精子の形成にも重要な役割を果たします。質の良い精子を作るために、パートナーと一緒に葉酸サプリを摂取するご夫婦も増えています。妊娠判明後は、パパも一緒に飲むことで「二人で親になる」という意識が高まるかもしれませんね。


まとめ:今日から葉酸サプリを始めて、安心なマタニティライフを

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。最後に改めてお伝えしたいのは、「飲み始めが遅れたことを悔やむ必要はない」ということです。

妊娠がわかった「今日」が、あなたと赤ちゃんにとっての最短のスタート地点です。焦る気持ちを「これから赤ちゃんのためにできること」へのエネルギーに変えていきましょう。

産婦人科医・山田先生からのメッセージ

「妊娠初期は、ホルモンバランスの変化で不安になりやすい時期です。でも、お母さんがリラックスして過ごすことが、赤ちゃんにとっても一番の栄養です。葉酸サプリはお守りのようなもの。正しい量を飲んで、あとはゆったりとした気持ちでマタニティライフを楽しんでくださいね。私たち医療スタッフも全力でサポートします。」

最後に、サプリメントを購入する前の最終チェックリストをご用意しました。これを使って、あなたにぴったりのサプリを見つけてください。

✅ 葉酸サプリ購入前の最終チェックリスト

  • 妊娠初期に必要な葉酸量(400μg)が含まれているか
  • 吸収率の良い「モノグルタミン酸型」
  • 安全・安心の「GMP認定工場」マークがあるか
  • 続けられる価格(月額2,000〜4,000円目安)か
  • つわり中でも飲めそうな形状・大きさ
参考文献・参照元
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